ピコニーモの大腿がもげた(付け根のジョイント外し方)の続きです。

大腿の付け根のジョイントが外れたので、
つなげていきたいと思います。

代わりになるジョイントを探したりしましたが、
めぼしい物が見つからなかったので、
球体関節人形の様に、ゴムを張ってつなぎました。

今回の組み立て工程は以下のような感じです。


【大腿つけね補修で使ったもの】

・エポキシパテ
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・アクセサリーなどでつかう9ピン
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・アクセサリー用のシリコンゴム(伸び縮みするテグスのようなもの)
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【大腿補修の作業工程】

アクセサリーで使う9ピンを、ピコニーモの足側の溝に入るように曲げます。
真っ直ぐのままだと抜けやすいので引っ掛かりのために小さい輪にします。
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エポキシパテで固定する前に穴に挿してみて丸部分が見える程度になっているか確認します。
エポキシパテを足側の溝に埋め、その中に加工した9ピンを差し込みます。
9ピンを挿した時に、はみ出たエポキシは溝に押し込みます。
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エポキシパテが固まって、9ピンが完全に固定されるまで動かさないように置いておきます。

エポキシパテが固まったので、テンションゴムでつないでいきます。
ゴムの通し方は、片側の足の9ピンの輪にテンションゴムを通し、
ボディ側のジョイントを外した時の穴にゴムの両端を通します。
もう片側の足の9ピンに通して両端を固く本結びして、
ゴムの余った部分を切って付け根に隠します。
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こんな感じに、一応座ったり、自立したりできるようになりました。
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球体関節人形では、
大腿の連結部分が球体になっているので
付け根がずれたりしにくいですが、
ピコニーモは球体になってないので、
ポーズを変えるたびに
具合の良い位置に直す必要があります。

飾っておく分には問題ないかと思います。

服を着させてみました。
補修完了

ピコニーモの大腿付け根の補修は、
とりあえず完了です。